スムージーの効果・便秘解消

便秘の解消といえば、解消法の一つに食物繊維を多く摂ることが挙げられることは、多くの方がご存知かと思います。

ですが、食物繊維であれば何でも良いというわけではなく、食物繊維にも「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」という2種類があります。
名称の通り水に溶けるものと溶けないものとで分かれるのですが、この2つの種類の食物繊維をバランス良く摂ることで初めて便秘解消の効果が得られるのです。

■水溶性食物繊維
水に溶ける為、便を柔らかくしくれる働きを持ちます。
代表的な食材としては藻類や果物が挙げられます。

■不溶性食物繊維
腸内で水分を吸収することで膨らみ、この膨らんだ食物繊維が腸壁を刺激することによって腸内運動を活発にする働きを持ちます。
代表的な食材として穀物や野菜が挙げられます。

■食物繊維豊富なスムージー
スムージーは野菜と果物を混ぜ合わせたものですが、野菜は不溶性食物繊維、果物は水溶性食物繊維と、2つの食物繊維を同時に摂ることができる為、このことからもスムージーが便秘解消に優れた飲み物であることが分かります。

■スムージーによる冷えに注意
便秘解消を期待して摂取するスムージーですが、飲み方を間違えると逆に便秘が悪化してしまう可能性がありますので注意しましょう。
キンキンに冷えた飲み物を飲むと、身体の芯から冷えてしまいます。身体が冷えると代謝が悪くなり、便秘に拍車をかけてしまいます。特に冬場に冷たいスムージーを飲むと、内臓冷えという深刻な冷え性になる恐れもあるので、冬場に飲む際には食材を常温に戻してから使用したり、スムージーに水ではなくお湯を使用するなどして工夫しましょう。