WiMAX2+のメリットデメリット

WiMAX2+は障害物が多い環境では電波が届きにくい

新しいルーターのWiMAX2+

 

Wi-Fiとは異なりWiMAXは会社内ではもちろん外出先でもデータ量の多いものを取り扱ったり、動画などのサイトにアクセスしたりといった事が出来るので非常に便利です。また、現在では新しいWiMAXのタイプのWiMAX2+という新ルーターが登場した事で注目されています。WiMAXには通信料の制限が無いなどのメリットがありますが、WiMAX2+にもその特徴は引き継がれていたり、従来の回線より高速での通信が可能であったりとするなど、魅力的なクオリティになっています。まずは利用する前に、WiMAX2+のメリットとデメリットを把握しておく事が大切です。

 

WiMAX2+を利用するメリット

 

WiMAX2+を利用する事において得られるメリットは、大きく分けて高速通信が出来て、固定回線としても利用出来るところがあります。WiMAXは以前から高速通信が出来るメリットがありました。それが、キャリア回線であるLTEが整備されてからは少々目立たなくなったものの、WiMAX2+では以前より性能が高い最大150Mbpsの通信が可能となっています。また、WiMAXはWi-Fiルータを利用している機器ですが、通信制限がない特徴があるため、速度の速い通信が行えるメリットがあります。WiMAX2+でも同様に、速い通信速度が実現されていますが、制限が設けられる可能性もあるので、事前に確認が大切です。

 

WiMAX2+を利用するデメリット

 

WiMAXはWi-Fiに比較してハンドオーバーに弱いところがあるため、電車などの高速で移動する所では電波の切り替え対応がしきれず、通信速度が気になる場面が出てきます。住宅街などの街中を走行する電車については通信に影響が出ない事もありますが、新幹線などに関してはやや通信に支障をきたす可能性があります。また、WiMAX2+は地下、あるいは壁などの障害物が多い環境で利用する場合、電波が届きにくく、通信速度が落ちたり、繋がりにくかったりする事があります。ほかにも、WiMAX2+は以前のバージョンとは異なり、7GB以上の通信を行った場合に制限がかかります。しかし、これは契約から二年未満であれば無制限に利用出来るという条件もみられるので、事前に確認が欠かせません。